コロンビアでマリオットホテルのスウィートルームへ泊まってみた!サレントからカリへ。
2017年11月8日(金) コロンビア、カリ1日目
サレントでの4日間の滞在は本当に楽しかった。なんだかんだ1都市4日間くらいのペースがちょうどいいかもしれない。
日本から持ってきたお寿司柄の折り紙で、鶴を折って宿に置き手紙を残しました。旅を始めてから折り鶴をよく折るようになった。グアテマラでアメリカ人の女の子にプレゼントした時は、「Wao!」ってめちゃくちゃ驚いてくれてすごく嬉しかったです。
サレントからアルメニア経由でカリへ移動
今日はコロンビア内をさらに南下する移動日。カリへ行くためにはサレントからアルメニアで乗り換えないといけない。何時間かかるかわからないし、今日はなんてったって豪華なホテルにアーリーチェックインで泊まるので、1秒でも早くカリへ着きたいのです。
AM5:45、6時のバスに乗るためまだ日が明ける前に、宿を出る。5分でバスターミナルについてしまった。犬がしっぽを振って吠えながら私たちの方へ走ってきた。犬は大好きだけど、狂犬病のことを考えると怖い。ずっと着いてくるので、2人とも目をそらして気づかないフリをする。そしてバスのチケット窓口が開いていない。
AM6:00、バスが来た!ドライバーさんに聞いたら「アルメニア行き」だというので飛び乗りました。
車内は市バスみたいだったので、荷物は運転席の横に置かせてもらいました。
バス停はあってないような感じで、途中ヒッチハイクのように手をあげて乗ってくる地元の人たちが何人もいました。
AM6:50、サレントを出発して50分後アルメニアのバスターミナル(Armenia Transportation Terminal)へ到着。ドライバーさんにお金を払って(2017年11月より4500ペソ)荷物を降ろそうとすると、一緒のバスに乗っていた優しい地元のカップルが声をかけて手伝ってくれました。
カップル「どこに行くの?」
私たち「カリ!」
カップル「僕達も行くから一緒に行こう!(聞き取れなかったけどVamosと言ってたっからそんな感じ)」
早足で後を追いかけてチケット売り場へ着いて行く。
(お兄さんが私達の代わりに受付で聞いてくれている。)
お兄さん「ここは5時間後しか便がないらしいよ。ちょっと遅すぎるね。」
私「え〜!」
(また隣のバス会社の受付で聞いてくれている。)
お兄さん「ここは今すぐ出るらしい!」
私「え〜!!」
お兄さん「直行便だしよかったね!すぐ買って!じゃあまたね〜!バイバイ!」
と、すぐにどこかへ行ってしまった。
私たち「ありがとう!バイバイ〜!」
ほんとになんて優しいんだコロンビアの人たちの優しさには脱帽です。
この真ん中のお姉さんの会社「TAXIS BELALCAZAR」が私達がチケット購入したところ。(片道22000ペソ)
チケットを購入してすぐバスへ乗り込みます。このバスは後ろへ荷物を乗せる場所があり、荷札ももらえました。
AM7:00、乗り込んでからすぐ出発。お兄さんたちのおかげでなんとバス下車から10分後に次のバスに乗り換えてるという神ワザを成し遂げる。
座席指定はなくて既にほとんど席が空いていなかったので、相方は助手席に、私はできるだけ前の席に。バラバラに座りました。
わりと舗装された道だったので、今回は車酔いもなく車内でぐっすり寝られました。
AM10:00、アルメニアから3時間後に目的地のカリのバスターミナル(Terminal Cali)へ到着。
ここからはタクシー乗り場でタクシーを捕まえてホテルへ。ホテルの住所を紙に書くのを忘れていて、最初グーグルマップを見せても伝わらなかったけど、他のドライバーさんに聞いていてなんとかホテルへ辿りつきました。
コロンビアのマリオットホテルの客室
なんと急遽コロンビアでマリオットホテルに泊まることになったのです!間違いなく旅始まって以来はじめてのハネムーン感!笑
持っている服の中で一番小奇麗そうに見える白Tを着て、泥だらけのスニーカーは封印。タクシーから降りるとバックパッカーに嫌な顔ひとつせず、快く対応してくれました。受付でチェックイン時に早速ウェルカムドリンクでコーヒーをいただきます。しかも10時にアーリーチェックインできました。
チェックインを終え7階のお部屋へ。廊下でさえもいい匂いがする。
ベルボーイのお兄さんが部屋までバックパックを運んでくれました。ホテルにはミスマッチすぎるカバン。
そしてお部屋の説明。「これがリモコンです。」「お部屋の温度設定はコチラでよろしいでしょうか?」とか、いつもとは無縁の対応に戸惑う。私は落ち着かず終始ソワソワ。ちょっと少ないけどポケットに入ってた残金2000ペソ札をチップとして渡しました。
では早速お部屋を紹介します。
まずはバスルーム!もうびっくりするくらいキレイ!広い!
アメニティーも充実してる!
お風呂に入れる〜!(湯船ではないけど)
トイレも光ってる。
コーヒーセットに。
お菓子コーナー。これは無料ではないので目の毒。
テレビ台、机からの。。
じゃーん!窓際には一人がけソファー。キングベッドのデラックススゥィートルーム!そしてふっかふかのベッド!南京虫やダニなんて無縁のベッドや。笑
寝心地も、さいっっっっっっっっっっっ
こーーーーーーーーーーーーーーーーーーーう!!!
こんなベッドで毎日寝られたらいいのに。このベッドと一緒に移動したい。
しかもなんとここ普通に泊まると1泊10万くらいするらしい!こんな贅沢な部屋生まれて初めて泊まりました。
魔法のカード所持者だけのVIP特典がスゴすぎた
相方が所有しているSPG?というカードの恩恵でなんとVIPラウンジも使えてしまった。さらにハネムーンと伝えたのでスウィートルームにアップグレード対応もしてもらえた。彼はずっとこのカードポイントを使うタイミングを悩んでいたらしい。
この裏ワザの詳細は下記に。私の脳内には全くないアイデアなのでただただ感謝するしないです。
まず、高級ホテルにVIPラウンジが存在していたことも知らなかった。一般の人が普通に予約する分には案内されないらしい。
今日は朝6時に出て、乗り換えの時間で朝ごはん食べようと思ってたんだけど、乗り換えがスムーズにできてしまったのでもうお腹がペコペコでした。部屋に荷物を置いてすぐにラウンジへ。朝食、コーヒータイム、ランチ、ディナーと時間帯によって置いてあるものも変わっていました。
ここの8階へはVIPカードを持った人しかエレベーターが降りられないようになっていました。
いたるところにクリスマスの飾り、BGMもクリスマスソング。今年始めてクリスマスを実感してきた。
奥へ進むと、なんということでしょう。昨日までいた場所とまるで別世界。
ドリンクも、もちろんアルコールも軽食も食べ放題飲み放題。「コーヒーはいかがですか?何かお手伝いできることはありますか?」と何度も聞きに来てくれる。
もう朝食タイムは終わってたんだけど、ちょうど片付けていたタイミングだったので用意してくれました。フルーツも食べられて幸せ!
その他の共有施設
ここはビジネスセンター。説明会や講演とかで使われるのかな。
1階には長いプール。
ここにもゆったりできるスペースがたくさん。スタバいらず。
入り口には大きなクリスマスツリー!
ジムもあるんです。なにげにネットができるランニングマシン。
たまにジム通いしてる相方いわく、設備はイマイチらしい。
果物やドリンク、タオル、イヤホンもある。
せっかくなので少しだけ利用してみた。旅を始めてから確実に太っています。
ジムの後はVIPラウンジ横にあるジャグジーに入ってみた!
塩素の匂いがして、お風呂っていうよりはプールだったけどもうぬるま湯に浸かるだけで旅人は嬉しい。
施設を満喫した後は、ラウンジでジュースを飲みながらパソコンをひたすらカチカチ。なんてったってWifiが最強に速い!もうついていけないくらい速い。相方はWifi命なので久々の快適さに普段にも増してやる気。私がブログ記事1つ書いている間に、ブログ3記事とYOUTUBEもアップしていた。
気づいたらお昼からディナータイムに変わるまでラウンジに居座っていました。利用する人も少ないのでほぼ貸し切り状態。さすがに夜は出かけないと夜ご飯食べられないかなと思ってたけど、今日は朝昼晩ずうずうしくここで頂いてしまった笑。しかもこのお寿司が普通に美味しい。
夜、部屋に戻ってくつろいでいると「トントン」とノックの音。海外のドアを開けるのは怖いので居留守使おうか迷ったけど、勇気を出して出てみるとなんとお掃除のスタッフさんからチョコレートのプレゼント。粋すぎます。
今日のまとめ
とっても幸せな1日でした。日本でもなかなか泊まらないホテル。毎日節約節約の生活なので、高いホテルに泊まるなんて思い切った行動ですが、旅の疲れを癒やすのにたまにはいいなと思いました。他の宿に泊まりたくなくなるというデメリットはあります。笑
ところでこれいくらだと思いますか?実は、日本円で1部屋12768円なんです。ということは1人6400円くらい。コロンビアでは1日1人1000円以下の宿に泊まっているので、それと比べると6倍の金額なんですが。日本でマリオットホテルに泊まることを考えたら同じ条件では泊まれないでしょう。コスパが良すぎます!そしてSPGカードを活用するとこれまたポイントで泊まれてしまうようです。
今日のお会計(2人分、チップ等込み)
- 宿代 339397ペソ 12768円
- バス 9000ペソ 340円
- バス 44000ペソ 1655円
- タクシー 8500ペソ 320円
- チップ 2000ペソ 75円
合計14907円